まずは資金計画を立てましょう!

金融機関の住宅ローンで融資を受けられるのは、基本的に「物件の価格の80%まで」という定めがあります。
例えば3,000万円の物件の場合は、借り入れできる額は基本的に3,000万円×80%=2,400万円になり、残りは頭金として600万円が必要になります。そして別途、諸費用分(ex.150万円など)も最初に用意する必要があります。
※金融機関やその他いろいろな条件によって、これらの金額は上下します。

公的ローンと民間ローンがあるの?

■公的ローンとは

「住宅金融支援機構」「財形住宅融資」「自治体融資」などの公的機関が行うもので、「やや低めの金利でずっと固定」が特徴。融資条件は、やや厳しい。

■民間ローンとは

民間金融機関が提供するローンで、公的ローンより融資条件はやや緩く、融資金額の幅も大きい。
「変動金利」「固定金利選択型」などの、経済情勢などによって金利と返済額が変わるローンが一般的。

住宅ローンの「諸費用」ってなに?

住宅ローンを組むと、物件の価格はもちろんですが、大きく分けて「住宅ローンの利息」と「契約するときにかかる諸費用」を支払うことになります。「利息」は何年もかけて毎月払っていくものですが、「諸費用」はローンを組む際に支払うお金です。その内訳は下記のようなさまざまな手数料や税金・保険料などです。

印紙税 ローン契約書を作成するときに印紙を貼り付けます。
登録免許税 ローンを組むときに物件を担保に入れる「抵当権」を設定する際にかかる税金です。
保証料 万が一返済できなくなった場合に備えて、保証会社に保証をしてもらうための保険料のようなものです。 諸費用の中で大きな割合を占めますが、「最初にまとめて支払う方法」と「月々分割して支払う方法」があります。
保証会社事務手数料 保証会社に支払う事務手数料です。
司法書士への報酬 「抵当権」を設定するために司法書士へ支払う手数料です。
団体生命保険料 借り主が死亡した場合、この保険によりローンの残りは完済されます。略して「だんしん」。
火災保険料 火災による住まいの被害のための保険料です。
不動産取得税 土地建物などの不動産を取得する際にかかる税金です。
その他 引っ越し費用・カーテン・照明・家具などの購入費用も必要となります。

諸費用の中の大部分を占める、保証料って?

住宅ローンの契約時に支払う保証会社への保証料とは、万が一経済的理由などで返済できなくなった時に、連帯保証人の代わりに返済してもらう保証のための費用です。
※民間ローンと公的ローンが提携した「フラット35」などは保証料は無料
保証料は、「まとめて支払う」「毎月の金利に上乗せして分割で支払う」の2つの方法があり、後者の場合、金利を0.2%上乗せすることで支払っていくケースが主です。もちろん、前者のようにまとめて支払う方が保証料の総額は安く済みますが、借り入れ時は他のさまざまな費用もかかってきますので、バランスを考えて選ぶことが必要です。

「固定金利」「変動金利」どちらを選べばいいの?

金利タイプには、「固定金利」「変動金利」「固定金利選択型」の3つがあります。

固定金利 契約時の金利が、返済が終わるまでずっと変わらない。毎月の返済額が同じなので、返済計画が立てやすい。
変動金利 半年に1回、世の中の経済状況、金利動向により金利が変わるタイプで、毎月の返済額は5年に1回見直しされる。固定金利より金利が低いことが多い。
固定金利選択型 最初に選んだ一定期間、金利を固定する。その期間が経過後、再び一定期間の金利固定か、変動金利かを選ぶことができる。

金利の動きは予想ができないので、「どの型を選べば一番良いか?」の答えはありません。ただ「固定金利選択型」は一般的に、色々な意向に応えやすい柔軟性のある型であると言えるかもしれません。

返済方法を選びましょう

住宅ローンの返済方法は2種類あります。まず、月々の返済は「元金」と「利息」の合計額であることを前提として知っておく必要があります。

元利均等返済 民間住宅ローンに多いタイプ。毎月の返済額は同じ。返済額の内訳として、最初は利息の割合が多く、返済して元金が減っていくにつれて、利息分が減っていきます。
元金均等返済 返済額は、最初は高く、だんだん低くなっていきます。返済額の内訳として「元金の返済額」は同じです。つまり「元利金等返済」よりも早く元金を減らしていくので、トータルで支払う利息分は、こちらのほうが安くなります。当初は返済額の負担が大きめですが、だんだん小さくなっていきます。

繰り上げ返済とは?

住宅ローンの月々の返済とは別に、まとまった額を返済することです。
繰り上げ返済のお金は、元金部分に100%あてられるため、今後の利息を減らすことができます。
早く、少しでも多く繰り上げ返済できるに越したことはありませんが、手元に残るお金とライフプランをよく考える必要があります。
繰り上げ返済によって、「返済期間を短縮する」「返済額を軽減する」などのメリットがあります。
また、繰り上げ返済には基本的に手数料がかかるため、ある程度まとめて返済する、手数料の安いローンを選ぶなども考える必要があります。

借り換えとは?

現在のローンよりも条件の良い(低金利)ローンに乗り換えること。
今は住宅ローンの種類もさまざまで、新たなローンを借りて今のローンを一括返済することで、返済額を軽減できることがあります。
借り入れ残高が多く、残り期間が長いほうがメリットは大きいと言われています。
目安は、残高1000万円以上で、残期間が10年以上、金利の差1%などと言われます。
一括返済するための手数料と、新たにローンを組むための諸費用を考慮して、損をしないように見極め、シミュレーションする必要があります。

新たにローンを組むため、当然ながら審査があります。
住宅ローンは家・土地を担保にするため、物件の評価額と現在の年収・年齢・勤続年数や、現在のローンの返済状況もチェックされます。
京都の場合は、建ぺい率や再建築不可物件など、建築基準法との兼ね合いも大切です。

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